山中塗から木製くりぬきの丸型スープスプーンのご紹介です。
一片の木をくりぬいて成形し、うるしを塗って仕上げてあります。
大きさはスープスプーンのサイズで、すくう部分は丸型で比較的薄く作ってあるので
すくいやすく、繊細な口当たりになるように工夫されています。
すくう部分は内側も外側もとても細かいノミ目が残されており
手作り感が出ています。
柄の部分も手元に行くほど幅広になっており、また緩やかなカーブも付けられているので
握りやすく使いやすくなっています。
また柄の表面は平坦ですが、裏側はノミ目が入れられており、滑り止めの役割を
果たしていると思われます。
品名はスープスプーンになっていますが、うどんやラーメンなどのレンゲとしてや
おかゆなどの匙としてもお使い頂けます。
木製のスプーンは金属製や陶器製と異なり、口当たりがとてもやさしく
やわらかいので、お使い頂きますと、そのよさを実感して頂けます。
また、金属・陶磁器製のスプーンに比べると圧倒的に軽いので
手の不自由な方や握力が出せない方には、少しでも扱いやすく感じて頂けると思われます。