山中塗から木製くりぬきの多様椀のご紹介です。

一見すると、汁椀のようですが実は小鉢や取り鉢、飯椀などにも使える

万能椀として様々な用途に対応した便利な椀です。

普通の汁椀よりも口が開いていて、高さも低めで内側底の部分（見込み）が

平らでお料理を盛りやすく、径も大きめとなっています。

口径が大きく低いので、おかずを出し入れしやすく、使いやすくなっています。

不規則なろくろ目跡が残されていて、その不揃いさが、ざっくりとした

荒々しさを表わしています。

すりうるし塗なので、傷も目立ちにくく、日常にどんどんお使い頂けます。

このざっくりとした表面の雰囲気が、ほっこりとした木の温かみを

感じさせてくれます。

少し赤っぽい色をしていますが、木目がうっすらと見え、手触りもよく軽いので

本物であることがすぐに分かります。