清水焼から山岡善高 作の抹茶碗の
ご紹介です。
白土をろくろ成形し四君子の絵柄が手描き
されて作られています。
四君子とは、徳・学識・礼儀など高潔な
人格を持つ理想的な人物(君子)に
例えられる、蘭・竹・菊・梅の4種の植物を
指します。
蘭は深山で人知れず香りを放つ、清楚・高貴
、奥ゆかしさと気品を表しています。
竹は一年中青々として、真っすぐ伸びて
折れない、不屈の忍耐力と強靭な精神を
表しています。
菊は晩秋の寒さにも負けず鮮やかに咲き誇る
気概・気高い趣と資質を表しています。
梅は寒さの中で他に先がけて花開く強靭さ・
心意気を表しています。
また、それぞれの花が春夏秋冬を表現して
おり、時期を問わず一年中使うことが
出来ます。
金色が多用され豪華で美しく、繊細に手描き
されており、高度な技術と多くの手間が
注がれています。
生地は薄手で軽くて扱いやすく、仁清風の
色絵茶碗に仕上がっています。
美しい絵柄だけではなく、深い意味合いを
持つ抹茶碗といえます。