万古焼から水谷幸勉 作の手作り土鍋のご紹介です。

水谷幸勉　陶歴

昭和２９年　四日市に生まれる
昭和５４年　日本現代工芸美術展　初入選
昭和５５年　昭和天皇の果物皿制作
昭和５７年　第十四回日展　初入選
平成元年　　三重県美術展　最優秀賞受賞
平成２２年　第４２回日展　入選
（昭和５７年の初入選から、日展入選回数１９回）

ろくろで挽かれた後が、土鍋の内側にも外側にも付いています。

ろくろで挽くと、大きい土鍋でも比較的軽くすることが出来ます。

型で作った土鍋は、どうしても全体に厚めになってしまって
重くなって、使いづらくなります。

また、蓋のつまみや、土鍋本体の両サイドについている持ち手も
繊細に作ることが出来ます。

蓋のつまみは、持ちやすいよう球形をしており、

また指がひっかっかるように、つまみにえくぼが付けられています。

更に土鍋の蓋が熱くなっても、つまみはなるべく熱くならないように

球形のつまみの中は空洞になっていて、熱が冷めやすくなるよう工夫して

作られています。

土鍋本体の両サイドの持ち手部分も、確実に持てるよう、持ちやすいように

工夫されています。

本体内側の形状も、ろくろ挽きならではの、緩やかな曲線を描いているので

鍋の具材もたくさん入りますし、洗いやすく、機能的に出来ています。

デザインはとてもシンプルで、永く使える土鍋です。

ベースは黒ですが、雪が降り積もったような白い釉薬が、

蓋のつまみ部分のまわりにかけらています。

４～５人用様でお使い頂けます。