山中塗から木製の大椀のご紹介です。
栃の木をくりぬいて、うるしを塗って
作られています。
下地塗りの上に黒うるしを塗り、その上に
朱のうるしを塗って研ぎ出して根来に
仕上げられています。
下地の黒うるしが刷毛目のように横方向の
流れるようなラインのデザインと
なっています。
内側は黒一色のシンプルで締まった
風合いです。
容量が多いので、丼ぶりもの全般、
うどんやそば、雑煮やけんちん汁など
具沢山の汁物など多用途にお使い頂けます。
全体に丸みを帯び、高台付近の緩やかな
カーブが特徴に一つとなっています。
口径が大きいので使いやすく、洗いやすい
形状となっています。
大きさの割に軽くて扱いやすい椀です。
高台もしっかりと安定しており
くりぬきの良さや木の温かみを
感じて頂けます。
落ち着いた根来のデザイン性と
素材のよさも相まって素朴で、永く
お使い頂ける逸品といえます。
口径 14.3cm 高さ 8.5cm 容量 約600cc
木製 うるし塗