耐熱ガラス製の平茶碗のご紹介です。
平茶碗とは、普通の抹茶碗よりも口径が大きく
背が低めで、平たい形をした抹茶碗のことを言います。
これは夏の暑い時期に、少しでも涼しくお抹茶を
飲んでもらいたいという亭主の気持ちから
熱い抹茶が冷めやすいよう、口径が大きくなっています。
昔はガラス製のものはなかったので
陶磁器製のものだったようです。
現代に入って、見た目がより涼し気なガラス製の抹茶碗が
出てきました。
しかしガラスは熱に弱く、熱湯を入れると
割れてしまうことがあります。
そこで、この抹茶碗は熱に強い耐熱ガラスで出来ており
熱い湯を入れても割れないようになっておりますので、
安心してお使い頂けます。
夏の代名詞ともいえる鉄線の花が手描きされています。
茶碗には白と青の鉄線が二輪と葉が描かれています。
葉は濃い色のものと、薄い色のものが意図的に
手描きされています。
ガラスは透過性があるので、白や青や緑の色が透けて
よりきれいに輝いて見えます。
すべての絵柄は抹茶碗の外側から描かれています。
温かい抹茶を入れるのが本来ですが、酷暑の時期は
冷たい抹茶も美味しいかもしれません。
小鉢としてお料理やデザートや果物などを盛って、
涼を感じて楽しむのもいいかもしれません。
工夫次第で、様々な使い方が出来る素敵な器です。