「垂撥」(すいはつ)とは、掛け花入や短冊、飾り扇などを飾ることができる
木や竹などで作られた、日本古来のものです。
形が琵琶の垂撥にに似ていることから、この名が付きました。
本来は、もっと長く大きいものが普通ですが、床の間などの
飾るスペースがある、昔からの日本住宅に合わせてあるので
今の住宅には少し大き過ぎる傾向があります。
この垂撥は今の住宅事情に合わせて、小さく作られています。
床の間や座敷がなく、ナチュラルテイストのおしゃれな住宅や
洋風の住宅にも、和モダンの要素を取り入れたインテリアが欲しい場合に
ぴったりのインテリアです。
少しのスペースにも、お洒落に一輪挿しの掛け花入れなどを飾ったりするのに
適しています。
小ぶりで、さりげない演出の方が、いい場合があります。
掛け花入れ用の金具は標準で付いています。
花入れを飾る高さを調節するために、上下に動かすことが出来ます。
また、別売りの金具を付ければ、飾り扇や短冊をかけることもできます。
また、垂撥の一番上には、金具が使われており、耐久性が高くなっています。
日本の伝統的なインテリアを、現代の住生活に取り入れても
すごくお洒落な空間が生まれるかもしれません。