国産 木製の老松(おいまつ)茶器の
ご紹介です。
老松茶器は、表千家 覚々斎原叟宗左が
京都山崎の妙喜庵の袖摺松の枝で三十個を
好みで作ったのを始まりとして
碁笥棗(ごけなつめ)に似た平型の身に
蝶番(ちょうつがい)付の割蓋が添っており
以後、この形を老松と称しました。
覚々斎原叟好みは木地すり漆ですが、
のちに溜塗が出てきました。
この老松茶器は溜塗になっており、漆の艶が
あって高級感があります。
この茶器には青海波とつぼつぼの柄がついた
薄青色のさわやかで美しい上の仕服が
付いていますので、すぐにお使い頂くことが
出来ます。