日本製の手づくりグラスのご紹介です。
ブルーの色被せガラスの表面をサンドブラストで削り
柄を浮かび上がらせています。
サンドブラストとは空気圧で研磨剤を吹きつけて
ガラスの表面を削って彫刻を行う技法です。
この技法でイルカのシルエットが浮かび上がっており
残った部分は少し出っ張っていて、立体的になっています。
更に色を被せる前のガラス下地には全体に
青と白の色ガラスが練り込まれており、それらが
海の水の流れを表現しています。
漂う色ガラスの不規則な風合いが涼し気でさわやかな
様子を表現しています。
大変な手間とガラス職人の高い技術が
直接見られるグラスです。