清水焼から白菊の抹茶碗のご紹介です。
大きめの白菊がさわやかな青色の下地に
大胆にいくつも描かれています。
一輪一輪、丁寧に絵付けをされているので
作り手の思いが器から感じられるようです。
白い花が少し色が盛られて塗られているので
浮き上がって、立体的に見えます。
白菊には夏菊、秋菊、寒菊があります。
きれいなブルーの色は涼しさを感じさせてくれる色です。
トルコブルーの鮮やかな色調が、春夏のイメージを連想させます。
菊の白色と相まって、とてもさわやかな色合いとなっています。
茶碗の内側は全くの無地で生地の白色だけでシンプルになっています。
抹茶の色がより際立ち、よりおいしく感じて頂けるかもしれません。
また、絵付けが茶碗外側全面にびっしりと描かれているのに
どことなく気品が漂っています。
比較的軽く丸みを帯びた形は、手にしっくりと馴染み、おさまります。