飛騨春慶塗から、紅春慶の写真立てのご紹介です。

材料は樹齢２００年以上の天然木を使い、板状に挽いたものを

反りや変形を防ぐために、数年間乾燥させます。

こうして初めて木地を使うことが出来ます。

また、塗りに関しても、本うるしを手塗りで塗っており

うるし塗りの何とも言えない、艶や風合いは一流品といえるものです。

これも熟練の技術が必要となります。

塗りの工程は木地磨き、目止め、着色と下塗り、仕上げ磨き、すり漆、

コクソ巻き、すり漆、上塗り、乾燥と少なくとも、９つの塗の工程があります。

乾燥時には、ゴミやホコリが付かないように注意したり、「塗りだれ」を

防ぐために、数分ごとに反回転させながら、乾燥させていきます。

本物のうるし塗は、時が経っても風合いの良さが持続し耐久性もあります。

木製、本うるしの本格的な写真立てです。

写真立てとしては大きく、一派的なサイズのL版のサイズではなく

横が１１．５㎝　縦が１６．５㎝のガラスがはまっています。

KGサイズであれば、全面見ることが出来ますし

２Lサイズですと、若干隠れる部分があります。

この春慶は、紅春慶と言われるもので、きれいな紅色が特徴です。

普通の春慶よりも、明るくて、きらびやかな感じがします。

うるし塗も手塗りですので、艶や風合いの質感が上質です。

大切な写真を入れておくのには、ふさわしい高いレベルのものです。

この写真立ての裏側には、写真立てを立てるための

差し込み式の棒が付いていて、縦でも横でもどちらでも

使えるようになっています。

春慶塗独特の艶と風合い、シンプルなデザインは飽きが来にくく

末永くお使い頂ける写真立てです。