備前焼から角型の変形花入れのご紹介です。
本来、寸胴の角型花入れを真横にひねって変形させて作られた花器です。
少しひねられているだけですが、それだけで動きのある花入れとなっています。
口は内径3㎝の真四角で小さいので、数本の枝ものや茎を入れて頂く
一輪挿しよりも少しだけ大きな花器といえます。
四角い口は角の部分で枝などの位置が決めやすく、活けやすくなっています。
元々、備前焼は無釉薬の焼物ですが、花入れの口から肩の部分から
胴の中央部分まで窯変が見られ、特徴となっています。
床の間に活ける茶花から、玄関先などに置く花まで、様々な場面にお使い頂けます。