日本製の杉の垂髪(すいはつ)の
ご紹介です。
杉の一枚板の柾目を使用して
作られています。
茶道で使われる、掛け花入を掛けたり、
短冊や飾り扇なども掛けられる、
万能な道具です。
琵琶の垂撥(すいはつ)に似ているからの
名称で杉や竹、桐などで作られていることが
多い。
中央に長細い溝穴があけられ、掛け釘が
上下に自在に動かせ位置を変えることが
できます。
その溝に別売りの金具を付ければ、短冊や
飾り扇を飾ることができます。
花や書を飾るスペースがない時に
大活躍します。
野点(外で行う茶)など壁も柱も場所もない
場合、野点傘にも付けることが出来ます。
一般のご家庭でも、玄関先や柱などの
ちょっとしたスペースがあれば、その時々の
花を生け、その折々の禅語などが書かれた
短冊や飾り扇を飾って季節の風情を
楽しんで頂けます。
四季のある日本だからこそ、ちょっとした
スぺースでも季節を感じられるように
生まれた道具なのかもしれません。
自然の杉を手作業で加工して作られています
ので、木目の違いや加工時の擦れや
自然の木の凹凸がございます。