日本製 正絹(しょうけん)の
数寄屋袋(すきやぶくろ)のご紹介です。
数寄屋袋とは、茶道で使う帛紗や扇子、
楊枝、懐紙、志野袋などを入れて携帯する
袋物のことです。
和装の時に持つハンドバッグのようなもの
なので、茶道の時だけではなく和服で
お出かけの際に使って頂けます。
正倉院唐草花鳥紋とは奈良時代の正倉院に
伝わる、つる草(唐草)と花、鳥などを
組み合わせた想像上の華麗な文様で、
西アジア・インド・中国経由で日本に伝来し
生命力や繁栄、長寿を象徴する
吉祥文様です。
途切れることなく伸びる蔓は「子孫繁栄・
長寿」、花は「華麗」、鳥は「吉祥」を
意味し、縁起の良い文様です。
正倉院宝物に多く見られ、大変美しく
格式高いデザインです。
奈良時代の豊かな文化を伝えるもので、
願いが込められた日本の伝統的な吉祥文様と
して現代にも受け継がれています。
茶人たちに愛されてきた、この名物裂は
歴史の重みを感じさせてくれます。