日本製の風炉釜のご紹介です。
茶道では一年を炉の季節と風炉の季節に
分けて茶事を行います。
炉は11月から4月まで、風炉は5月から10月までとされ
使う釜も、炉用と風炉用でサイズが異なります。
炉用は畳に炉を切った場所で使うので、
大振りの釜が必要になります。
風炉用は紅鉢や面取風炉などにのせて
使うので、小ぶりな釜が必要になります。
今回ご紹介するのは、風炉用の釜ですが、
部屋に炉が切ってない場合や気軽に釜を
かけたい場合は使える釜となります。
千利休好みで、尻張り釜という名称が
ついています。
胴より下の部分が張った形をしていて、
尻の張った形をしているので尻張り釜と
呼ばれるようになったようです。
この釜は、400年以上前に千利休が
考案して作らせた、歴史ある釜の一つで、
それを模して、リーズナブルな価格で
ご提案いたします。
釜の表面には不規則な凹凸があり侘びた
風情があります。
端正な形で飽きない形状なので、
初めて釜の購入を検討されている方や、
手軽に使いたいという方には最適な
一品といえます。