山中塗から木製の天目台のご紹介です。
天目台とは、湯呑などをのせる台のことで位の高い人や
大切な客人にお茶を出す時に、その方に敬意を払って
使用します。
特に多いのが、お寺様に法事の時や毎月のお参りに
お越し頂いた際にお茶を出す時、失礼がないよう
普通の茶托ではなく、この天目台を使用します。
ちょうど、座布団を普通の座布団ではなく、
赤や紫の色のついたものをお寺様用に使うのと同じように、
茶托も特別のものを使います。
お寺様に特別な茶托を使うことで、畏敬の念と
感謝の念を表わします。
この天目台は蓋が付いていない簡易型なので
蓋付き湯呑を使って頂くことが前提となります。
木製のくりぬきでケヤキの木目を生かした天目台です。
一つ揃えて頂ければ、この先ずっと使って頂けますし、
高品質の器をお寺様や大切なお客様に
出し続ける事が出来ます。