日本製の手づくりの銚子(ちょうし)のご紹介です。
お銚子はお酒を入れて盃などに注ぐための器で、持ち手が付いており
お正月の屠蘇器としてや、大切なお客様にお酒を振る舞ったり
喜び事のイベントの時や茶道で懐石の時などに使うことが出来ます。
モールは銅板を曲げて、槌などで打つことで加工して形作られており
鋳造で作られた鉄製の銚子に比べて、とても軽く使いやすくなっています。
外側は黒く着色されていますが、よく見ると打って作られた細かい鎚目が
見られ、それが模様にもなっています。
内側は着色されていませんが、ここにも鎚目が見られ、職人の手作りの跡が見られます。
また、同じ色合いの銅製の蓋と、陶磁器製の蓋の二つが付いており
雰囲気を変えて使うことが出来ます。
日本の職人の高い技術と多くの手間が注がれた酒器、注器といえます。