九谷焼から手描きの陶磁器製 兜(かぶと)のご紹介です。
生地は磁器製の型から作られていますが、絵付けはハンドペイントで
九谷焼らしく多くの色を使い、色彩豊かなカブトに仕上がっています。
使われている色は実に多彩で、金・緑・朱・橙・白・黄・青・黒など
色によって焼成温度が異なるので、何回も焼かなくてはならず
大変な手間がかかっています。
また、これらの色は「盛」といって「一珍」と同じように
釉薬を盛り上げて塗られており、釉薬が浮き上がって見えるので
立体的になっています。
金色を多用しているので、九谷焼らしく絢爛豪華な雰囲気が出ています。
これらはすべて職人さんの手作業によるものなので、生き生きとしています。
5月5日の「子供の日」「端午の節句」に飾って頂いてもいいし
かぶとは「日本」や「武士」「強さ」をイメージするものとして
扱って頂くこともできます。
場取らず、収納や出し入れも簡単ですので扱いやすくなっています。