清水焼から手づくりの6寸皿のご紹介です。
この皿は「三島」という種類の焼物になり「印花」という技法を用いられています。
花の模様の印を素地に押していき、これに化粧掛けを施してのち拭い取り
象嵌(ぞうがん)のような感じ出し、これに釉薬を施したものを言います。
この皿には、何種類もの印が使われており、全体として、独特の文様を形成しています。
その細かさ、緻密さは芸術の域に達しています。
普通の三島は灰色やグレーのものが多いですが、こちらの三島は
皿の縁にが半円形状の紫釉が細かく塗られており、品よく高貴な感じがします。
径が18㎝のプレートですので、パン皿やモーニングプレート、ケーキ皿や
お料理の取り皿などにもお使い頂けます。
和陶でありながら、和菓子だけでなく、クッキーなどの洋菓子にも
お料理も和食だけでなく、洋食や中華、多国籍料理にも合うので
ほとんどのお料理を盛ることが出来、多様性があるお皿といえます。
また、皿の縁が床面から離れて作られていて指が入るので、お皿を持ち上げやすく
使いやすくなっています。