清水焼から昭阿弥 作 の煎茶碗のご紹介です。
こちらの煎茶碗は通常のご家庭で使う湯呑のサイズではなく
玉露などのいいお茶を楽しむための、小ぶりな煎茶碗です。
大きさは、ぐい呑みを少し大きくしたものとなっています。
本格的な〇〇流の「お煎茶」で使うプロ仕様の煎茶碗です。
ですので、5客ではなく6客が1セットになっています。
外側全体に色絵で花鳥が手描きされていて、
染付とは異なる色彩の豊かさと美しさを感じます。
使われている色も多彩で細かく、高い技術と
一つひとつに多くの手間がかけられています。
形は上部に向かって広がっており、飲み口が
外側に反っている羽反り型で飲みやすくなっています。
生地も大変薄く、繊細な煎茶碗となっています。
小さな器に多くの高度な技術がたくさん詰まった逸品です。
この煎茶碗は6客ともすべて同じ柄となっていますが
撮影は柄をすべてお見せするため方向をすべて変えております。