波佐見焼から水晶彫りの湯呑のご紹介です。
「水晶彫り」とは、生地に細かい穴を無数に
あけて、その穴の中にガラス釉を一つずつ
入れていき、1300度の高温で焼いた
焼物のことです。
ガラス釉の透明感が、まるで水晶のように
美しいことから、この名前が
付いたようです。
生地を彫る作業や穴をうめていく作業は
すべて、熟練職人の手作業によるもので
気の遠くなるような大変な手間と高度な
技術が必要とされます。
良質な天草の磁器を使い、高温で焼いた
生地には、涼し気な青海波の柄が手描きで
描かれていて、より一層さわやかさが
増しています。
とても軽く手触りもすべすべで持ちやすく
使いやすい湯呑です。
外側から中が透けて見えるので、
半分ガラス感覚の使い心地を
楽しんで頂けます。
日本の高い技術が結集した逸品です。