越前塗から木製の松花堂(しょうかどう)の
弁当箱のご紹介です。
松花堂とは内側に十字の仕切りがあり、
かぶせ蓋のある縁の高い弁当箱のことです。
略式の懐石料理として格式の高い行事や
特別なお客様へのもてなしに使用されます。
松花堂弁当は江戸時代の僧侶 松花堂昭乗
(しょうかどう しょうじょう)の名前に
由来していると言われています。
仕切られた枠の中に入る器をそれぞれ入れて
お使い頂くことが多くなっています。
仕切りがあり料理が独立して配置できるので
隣の料理に味や温度がうつらずに楽しめる
高級弁当箱です。
この松花堂は黒一色で蓋に結び柄のみの
シンプルなもので高級感があります。
うっすらと細かい筋が入れられ、さりげない
デザインとなっています。
すべて木製なので軽く扱いやすく、
やわらかな風合いを感じて頂けます。
仕切りは取り外しができるので応用が利き
様々な使い方が出来ます。
蓋の縁は面取りがされており傷が付きにくい
工夫がなされています。
本格的な木製漆器の松花堂でお料理を
楽しんで頂けます。