越前塗から木製の千歳盆(ちとせぼん)のご紹介です。
千歳盆とは裏千家 淡々斎夫人の清香院が、淡々斎の還暦を記念して好んだ茶盆です。
この千歳盆を使った正式な盆略点前があるようです。
正式なお点前でなくても、普段の抹茶や煎茶の道具を入れておき
蓋の裏側の上で抹茶を点てたり、煎茶を入れてお客様に出したり
ご自分で楽しむことも出来ます。
この千歳盆は木製で、身も蓋も側面は木を曲げて、底板と天板を取りつけて
作られており、プラスチック製のものに比べて、大変軽く扱いやすくなっています。
正式な茶道の茶盆ですが、普段使いの茶びつのような使い方ができます。
真塗ではなく掻き合わせなので、傷も目立ちにくく、気軽にお使い頂けます。