有田焼から錦万暦　高台煎茶5客揃のご紹介です。

万暦というのは万暦赤絵のことで、万暦というのは中国の年号で

その時代に作られていた赤絵の焼物全体を指しています。

元々赤絵の焼物は中国から入ってきたことが分かります。

しかしこちらは、日本の有田で作られており

薄くて軽い磁器製の高品質な生地に、赤絵の画が表のほぼ全面に

描かれており、とても繊細さを感じます。

内側は口の部分に染付の柄が描かれています。

すべて職人さんによる手描きで描かれており、とても味わいがあります。

形は高台が高く、その高台の部分から口まで、ストレートに広がっており

盃を少し深くしたような、メリハリのある形状となっています。

本来は煎茶碗で玉露や高級茶を何煎かを味わって飲むための器です。

大きさと形から、日本酒などのお酒を入れてもいいし

小鉢として使っても、お料理がとても映えます。

工夫次第で様々な用途にお使い頂けます。

重なりもよく、収納も場所を取りません。