有田焼から、十六世紀のオスマントルコ時代に生まれた
イズニク陶器を、日本の有田焼が復刻致しました。
それが色鍋島手といわれる、色絵磁器となります。
シルクロードの始まりであるトルコのイズニク陶器を
シルクロードの終着の地である、日本の有田焼が復刻しました。
それが、「トルコ鍋島手」です。
イズニク陶器独特の複雑な構図を、日本の鍋島が忠実にかつ精密に
描き出しています。
薄手の白磁の生地に、濃紺の花びらに薄いとてもきれいな緑の釉薬が
茎や葉っぱに使われています。
花の中心には、きれいな薄いブルーの釉薬が使われて中東の植物が
描かれています。
全体の色彩がブルー、グリーン系の色でまとまっており
さわやかな雰囲気が出ています。
花のサイズが大きめで、大胆な構図となっており、
エキゾチックな雰囲気を出しています。
精巧に描かれた絵柄は、当時のオスマントルコ時代の雰囲気を出しています。
日本の職人さんの高い技術が感じ取れる逸品です。
磁器製の薄手の生地が使われており、軽く使いやすくなっています。
シンプルですが、全体に丸っこくて、内側がぐっとえぐれているような
懐が深い形状をしているので、見た目の大きさの割に容量が大きく
様々な用途で使え、重宝しそうです。
口が広めなので、お料理を盛りやすく、また洗いやすく、扱いやすい形です。
メインではなくサブのお料理のボウルや大きめの小鉢としてお使い頂けます。
柄が中東の絵柄で珍しく、独特の雰囲気があるので、リビングなどに
置いておくだけでも、目を引いてとてもおしゃれです。