11月25日より「清水焼 新春の器展」を小林漆陶の店内で開催しています。
「清水焼」と呼ばれるものは、基本的に手作り成形・手描きされているものに限られます。
いわゆる、大量生産品の器は仮に京都で作っていても「清水焼」にはなりえません。
手びねりやろくろ挽きなどの高度な技術を要する手作り成形をしたものに
手描きの絵付けをされて、初めて「清水焼」とされます。
そこには、千年の歴史をもつ京都の焼物の高度な技術と高い品質を維持し、
守っていく姿勢を感じることが出来ます。
伝統的な技法による作陶を大切にしていることが分かります。
実際に「清水焼」の器は、すべてが手作りの為、とても繊細で
その高度な技術は芸術の域に達し、感動さえすることがあります。
日本の器は世界で最も繊細な器の一つと思っていますが
日本の器の中でも、清水焼は最も繊細な焼物の一つです。
また、「清水焼」は季節感をとても大切にしており、四季折々の
風情ある器があります。
今回は、新年から春先までに使える、(クリスマスもあります)
多彩な器を特集して、展示即売しております。
是非とも、一度ご覧ください。
12月30日までの開催を予定しております。(木曜定休)