今回、土鍋によるご飯の炊き方の説明と、電気炊飯器で炊いたお米との
食べ比べを行いました。
土鍋でご飯を炊くと本当に美味しいのか?
また、土鍋でご飯を炊くのは難しいのか?
この二つをお客さまの目の前で確かめてみたかったんです。
今回は午前8名と午後8名の2回の講座の予定でしたが
2日で定員いっぱいになってしまいました。
その後はキャンセル待ちの状態でした。
①同じお米なのに、ご飯をずっと美味しくしてくれる。
②しかも電気炊飯器よりも安価に購入できる。
③火力一定で火を付けて、蓋の穴から蒸気が出てから2分で切るだけの簡単な作業。
④加熱時間は約20分のみの、誰でも同じように美味しいご飯を作ることができる。
以上のことを参加して頂いた皆様に、ご理解頂けました。
しかし、実際はこの講座を行う前は、味覚は個人それぞれが異なるので
電気炊飯器のご飯を生まれてからずっと食べ続けていれば、その方が美味しいと
感じる人がいても不思議ではありません。
ましてや、コンビニのおにぎりやお弁当のご飯を食べ慣れている若い世代は
本当のご飯の味を理解してもらえるのか分かりません。
一度も土鍋で炊いたご飯を食べたことがなければ、食べ慣れている方が
美味しく感じることはあり得ますし、その可能性が高いと考えていました。
なので、7月にリハーサルを行い、本当に美味しいのかを実証実験をしてみました。
弊社の従業員も確かめました。
その結果、土鍋のご飯の方が断然美味しいという結果になりました。
しかし、この講座が成功するかどうかは、小学生の子供たちの反応次第だと思いました。
子供は正直です。
「電気炊飯器のご飯の方がおいしい。」言われたらどうしようかと(笑)
不安に思っていました。
だから、子供たちが美味しいと言ってくれれば成功だ思いました。
今回は予想以上に子供の反応がよく、土鍋のご飯のお代わりが続出して
午前の部で、土鍋で炊いたご飯5合はすべて完食となりました。
この事実が今回の講座の成否を物語っていると思います。
今回のような検証は他ではあまりやらないことですが
だからこそ、私ども小林漆陶が実行して、食や器にこだわりを持たれている
お客様にいい情報をご提供して参りたいと思っております。
来年もまた違う面白い企画を行うかもしれませんので
その際は是非ご参加くださいませ。