茶道について、様々なことを申し上げてきましたが
結局、茶道の目的とは何だろうと考えることがあります。
個人的に思うだけで、間違っているかもしれませんが
「道」と付くものは、必ず修練を通して、身に付けていくものがあると思います。
ただ、お点前の順番や道具の知識だけではなく、「心」を身に着けてこそ
本物の茶人といえるのではないでしょうか。
私共のお客様の中で、大変多くの茶道の関係の方にお世話になっております。
私共に対するお言葉や対応など、本当に頭の下がる程丁寧で、やわらかい印象の
お客様がたくさんいらっしゃいます。
私も「あんな風になりたい」「人として目指すあるべき姿」と人格的にも
尊敬できる方がたくさんいらっしゃいます。
茶道の教えとは、「禅の教え」が根底にあり、茶道を通して「人をもてなす気持ち」
「人をおもいやる気持ち」や禅語などから「自らを律する気持ち」などがあるように感じます。
お茶をたしなんでいらっしゃる方は、雰囲気や言動などで、なんとなく分かることがあり
それは、こうした「茶道の教え」が身に付いていらっしゃるということだと感じています。
日本の文化である「おもてなし」の文化は、正に茶道の中に根差していると感じています。
この続きは次回
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