先週と今週は様々な場所で、お茶会や花展がたくさんありました。

 

岐阜市と各務原市、大垣市などその周辺地域は、リズーズナブルな価格で本格的なお茶会に参加できたり

本格的な生け花を鑑賞することが出来、とても文化的な地域だと思います。

 

お茶会などは、数百円で非常に文化価値の高い茶道具、軸から釜、抹茶碗、茶器など

普段見られないような、一級品を見ることが出来、また本格的な和菓子とお抹茶を

頂くことが出来ます。

 

また、様々な流派がありますので、それぞれの流派の特徴やお手間や雰囲気の違いを

直接体験することも出来ます。

 

一言にお茶会といっても、その道具選びやテーマや趣向をどうするかなど

1年以上前から、場合によっては数年も前から準備を始めます。

 

たった一回のお茶会の為に、一回のお点前の30分ほどのお茶会の為に、

これだけの手間をかけるのが茶道であり、日本の「おもてなし」の原点であると思います。

 

茶道の先生方がこれだけ趣向を凝らしたお茶会に気軽に参加できることは

大変貴重だし、とても幸せなことだと思います。

 

また、茶道、華道を両立され、日本の伝統文化の伝承に力を注がれている

先生方のご努力には、本当に感銘を受けており、心から尊敬しております。

 

「生涯現役」で茶道・華道にまい進され続けていらっしゃるお姿を見ると

自分もそのような人生でありたいと思う今日この頃であります。