柳ケ瀬と岐阜の中心市街地は今、大変な状況にあります。

 

今年、全国チェーンの吉野家やカレーのCoCo壱番屋などが閉店、退店し

他のお店もシャッターを下ろしてしまうお店があります。

 

神田町通りはシャッター通りになってしまっています。

 

どう見ても、残念ながら街としての機能は失われつつあります。

 

県庁所在地の岐阜市の中心地としては、他県の方に恥ずかしいような

状況になってしまいました。

 

これは数年前から続いていて、年々悪化しているように思えます。

 

一方、新聞にも掲載されていましたが、その柳ケ瀬で開業して

お店を持とうという、意欲的な人たちも出てきているようです。

 

若い人たちの個人経営者です。

 

それはチェーン店ではなく、他のどこにもない個性を持ったお店です。

 

柳ケ瀬には、数年後に大型マンションが複数棟完成予定です。

 

名鉄・JR岐阜駅まで15分から20分で歩いて行け、アーケードがあるのでほとんど雨に濡れません。

 

柳ケ瀬や玉宮町で飲んでも歩いて帰れますし、高島屋やドン・キホーテにも徒歩3分以内です。

 

コンビニは近隣に複数件あり、大変便利です。

 

マンションが完成して何百世帯もの住人の方が増えれば

 

他の商業施設もこれを商機とみて、市街地に進出してくるかもしれません。

 

昔は柳ケ瀬は行くと、心がウキウキしたような気がします。

 

今から考えると、それは他のどこにもない個性的なお店が

たくさんあったからだと思います。

 

今は郊外のモールが全盛の時代ですが、自分が年をとったからか

行っても、全然心が動きません。

 

40代の自分がそう思うので、50代60代以上の方は、もっとそう思われるんじゃないでしょうか?

 

全国のモールのどこにも入っているお店がほとんどで、画一化された商品が多いような気がします。

 

大量に作って、大量に全国で売れるものを売りさばかないと、家賃など続かないのではないでしょうか?

 

ターゲットは一番数を買ってくれる層なので、大多数派向きの商品になりがちです。

 

しかし、それはすべての層を満足させるものではありません。

 

もっといいもの、もっと個性的なもの、他にはないもの、オンリーワンのものなど

量は売れなくても、必ず必要なものなど、少数派のお客様にもご満足して頂ける

商品をご提供させて頂き、ウキウキするお店作りを、これからも頑張って参ります。

 

 

小林漆陶 オンラインショップへはこちらから