昨日5月1日、新元号「令和」に改元されました。

10連休になったこともあり、世間はお祭りムードに包まれています。

新天皇の即位は大変おめでたいことではありますが

現在の日本の状況を見ると、このままでいいのかと不安に思うことが

非常にたくさんあります。

日本の借金はついに1000兆円にまで膨らみ

GDPは日本全体では、アメリカ、中国に次いで世界第三位ですが

一人当たりのGDPは何と、世界26位にまで下落してしまっています。

これは生産性が大変悪いことを表わしており、アジアでは4位、

中東のカタールやイスラエル、アラブ首長国連邦よりも劣っています。

北欧諸国はもちろん、ヨーロッパの日本よりも人口の少ないほとんどの国に負けています。

これはもはや、とても一流国家といえるものではなく、危機的状況と言わざるを得ません。

先進七カ国?の中でもビリから2番目と、大変低迷しており、先進国と言われていない国よりも

一人当たりのGDPが少くなっており、もはや先進国とは言えないのではないかと思うことすらあります。

バブル崩壊から既に20年以上が経っても、国内の消費は冷え込む一方で

政府(大本営?)発表の「戦後最長の景気拡大」とは全くかけ離れた

、真逆と言ってもいいほど、消費が減速しています。

官僚による統計のごまかしもあり、政府の発表は全く信用できないものになっています。

また何年も前から、少子化に対して警鐘が鳴らされているにも関わらず

これに歯止めをかけることが出来ず、ついには付け焼刃の外国人労働者に頼る法案が

国会を通りました。

また、市議、県議、国会議員の不祥事や失言が相次ぎ、本当に日本国の為に

市民の為に、県民の為に、国民の為に、この先何十年もの先を見据えた

ビジョンを持った政治家がどれくらいいるのか、疑問に思うことがよくあります。

少子化と共に、人口減少にも歯止めをかけることが出来ず、このままでは日本の人口は

8千万人まで減少すると言われ、さらなる国力の低下、国内消費の低迷は避けられません。

また、各地方都市の中心市街地は、そのほとんどが荒れ果ててしまっており

異常ともいえる街並みとなっています。

元号が変わっただけで、今のこの危機的な状況は全く変わっておらず、

何らかの手を早急に打たないと、大変なことになると大変危惧しております。