今日は、朝一から裏千家の月釜と
岐阜市で開催されました「ぎふ梅まつり茶会」に行ってきました。
岐阜の伊奈波神社にある「水月亭」で毎月行われています
裏千家さんの月釜が行われました。
午前9時前に水月亭に到着して一席目に入って、その後「ぎふ梅まつり茶会」が
行われている瑞龍寺に行きました。
今回の梅まつりでは、表千家さんと松尾流さんと久田流半床庵さんの
三席の釜がかかっていました。
天候が夕方から崩れるという情報から、梅まつり茶会場はとても混んでいました。
何とか午後2時過ぎには3席を終えることができました。
今日は、裏千家さん、表千家さん、松尾流さん、久田流半床庵と一日で
4流派のお茶会に参加させて頂くことができました。
すべての流派がそれぞれの特徴があり、またそれぞれの席主の方のこだわりを
感じることが出来、本当に素晴らしい経験をさせて頂くことができました。
お茶会と一口に言っても、何か月も前から、一年以上前から、場合によっては何年も前から
席主の方はどのようなお茶会にするのか、準備を始めます。
たった一日のその時間、お茶を頂くその一瞬の為にです。
考えに考えた末に揃えた道具や趣向を凝らした逸品を、実際に見ることが出来ることは
非常に貴重な経験です。
美術館でしか見られないような、素晴らしい道具を真近で見て触れられることは
お茶の醍醐味です。
一流の作家が作った素晴らしい道具、趣向を凝らした珍しい品など
感動せずにはいられないような貴重な品を見ることが出来ます。