今回、同じお米を土鍋と電気炊飯器で炊いて、味を比べましたが
午後の部で余ったご飯をその日の夜、冷めた状態で自分自身で食べ比べてみました。
これは個人的な感想ですが、土鍋ご飯は一言でいうと歯ごたえがあり
もち米に近い感覚で、お米自体が重いというか中身がぎゅっと詰まっている
感じがしました。
また、しっかりした歯ごたえと独特な香ばしい、
いい香りが残っており、冷めていても美味しく感じました。
どうしてそうなるのか、土鍋の中で何が起こっているのかまでは
分かりませんが、確実に変化が起きていることは事実です。
炊飯器のお米は軽く、バラバラした感じで、歯ごたえもなく
あまり美味しく感じませんでした。
冷めた時の方が、炊き立てに比べて、味やもっちりとした歯ごたえの違いが
顕著に現れました。
次の日はいったん冷凍したご飯を解凍して味を確かめました。
冷凍したことで、若干味は落ちましたが、歯ごたえ、お米の重さ
香ばしさは残っており、「本当に美味しものは冷めてから食べるとよくわかる」
ということを実感しました。