日本製の手づくりグラスのご紹介です。
青の色被せガラスの表面をサンドブラストで削り
柄を浮かび上がらせています。
サンドブラストとは空気圧で小石などの研磨剤を吹きつけて
ガラスの表面を削って彫刻を行う技法です。
この技法でサバンナの景色のシルエットが浮かび上がっており
残った部分が少し出っ張っていて、立体的になっています。
キリンや象などの動物や木々や草原などの広大な風景が
表現されています。
これらのシルエットは削られていないので、
色被せガラスの艶がそのまま残されています。
更に色を被せる前のガラス下地には全体に
オレンジ色のガラスが練り込まれており、それらが
夕焼けの空を表現しており美しい色合いとなっています。
大変な手間とガラス職人の高い技術が
直接見られるグラスです。