美濃焼 雅山窯 白三島 平茶碗

美濃焼から雅山窯の白三島の抹茶碗のご紹介です。

三島とは元々は朝鮮の陶磁器で、濃い鼠色の素地土と

その表面を白い化粧土で覆った、一郡の半磁、

半陶質のものを言います。

中でもこちらは彫り三島と呼ばれるもので朝鮮高麗末期より

李朝初期にかけて焼成された三島手の一種です。

胎土の表面に白化粧を塗抹し、箆で文様を描き地土を現し

更に上釉を施して焼成したものをいいます。

こちらの抹茶碗は独特な文様と土の色が特徴です。

赤土をろくろで挽き、内側に特に細かい彫りを施しています。

彫った部分に白い土を埋め込み釉薬をかけて仕上げています。

手づくりの彫りの部分には凹凸があり、多くの手間が

掛けられていることが分かります。

こちらは平茶碗なので暑い時期に使うのが適当と思われます。

平茶碗は口径が大きく、高さが低めで開いているので

お抹茶が冷めやすく、少しでも暑さを感じないようにと

工夫されたお抹茶碗です。

 


口径 15㎝  高さ 6.5㎝


価格:

7,150円(税込)