越前塗から木製の合鹿椀(ごろくわん)のご紹介です。
合鹿椀とは、その昔石川県能登の合鹿地方で作られた
椀のことで全体が大ぶりで、高台が高く、
特徴的な形をしています。
外側は落ち着きのある溜色で艶消しとなっており
うるしならではの、にぶく渋い輝きがあります。
内側の朱も古代朱といって深くしっとりとした
濃い目の色あいとなっており品格ある風合いとなっています。
全体の形は緩やかな丸みがあり、深さも十分にあり
高台は低めになっています。
この大きさは、雑煮椀や煮物椀、そばやうどんなどの麺類全般
そして丼もの全般、けんちん汁など具だくさんの汁物全般にも使えます。
普段日常の食卓で、どんどん使って頂きたいお椀です。