美濃焼から源彦 作の足付酒盃のご紹介です。
ろくろ挽きで成形された手づくり酒杯です。
外側には錆色と藍色の横線と中央付近には波のような細かい彫りが入れられ
その部分に織部の釉薬が使われ、それが垂れた様子がデザインの特徴となっています。
内側にも錆色の線と模様があり、底面には「福」の文字が入れられ
縁起がいいものとなっています。
足が付いているので特別感があり、お客様に出すにも体裁がよくなっています。
口の部分は外側に反った羽反り型になっているので、飲みやすくなっています。
容量は普通のぐい呑みよりも少し大きめで、日本酒でも食前酒、梅酒など
3口か4口で飲み干せるくらいのサイズです。
このぐい呑み自体は小さいですが、造形、絵付けなど細かい手間と
高い技術が注がれており価値ある逸品となっています。