日本製の銅鑼(どら)とそれをつり下げる木製枠のセットのご紹介です。
銅鑼は元々は青銅製の打楽器で、茶事の際に中立ちして腰掛待合で
待つ客を迎える合図に打ちます。
映画やテレビなどで大きな銅鑼を思いっきり打つようなものではなく
付属の「ばい」でやさしく数回打って、音の余韻を楽しむためのものです。
唐銅(からかね)を手打ちで打って作られた銅鑼は、表面に打ち目が表れており
大変な手間と高い技術が掛けられていることが分かります。
音色も余韻が残る、素朴ですが沁みる音色に感じます。
銅鑼を掛ける女桑の枠はしっかりとしてもので、正面には
七宝の透かしがなされています。
銅鑼を打つ「ばい」が付属で付いており、枠にはそれを掛けておく
釘が付いています。
開封してすぐに使って頂ける銅鑼のセットです。