茶道でも使われる円座(えんざ)の「上もの」のご紹介です。
円座とは座る時に下に敷く、円形に編んだ座具のことです。
茶道では茶室の露地にある腰掛待合などで使われますが
囲炉裏の周りや板の間や木の椅子の上に敷いたりして使うことが出来ます。
和の家などでは座布団とは異なった雰囲気がよく合う場合もあります。
通常は、藁(わら)・菅(すげ)・菰(まこも)・竹の皮などで編まれています。
こちらの円座は、菅(すげ)の葉で編まれていますが、その材料も吟味されており
色が白くきれいな葉の部分を使用しています。
また、編み方も熟練の職人さんによって、細かくしっかりと編まれているので
グスグスではなく目が詰まった固めのカチッとした出来栄えになっています。
使われると自然とその差を実感して頂けます。
自然素材で作った円座は保温性と適度な弾力性もあるので、座り心地も
ご満足頂けるものと思われます。