清水焼から村田幸之介氏の山水の特大湯呑のご紹介です。
一見して、まずはこの湯呑の大きさとその存在感に圧倒されます。
寿司湯呑のサイズ感というと、分かりやすいかもしれませんが
とても大きな湯呑でダイナミックにお茶を楽しめる特別な湯呑です。
次に、村田幸之介氏の山水画の筆使いの迫力にも、圧倒されます。
外側ほぼ全面に描かれた山水画が見る者を圧倒します。
次に、この湯呑の内側を見て、描きにくい湯呑の内側に
よくここまで、細かく大胆な画を描ききれると、感動さえ覚えます。
これは内側を描く特殊な筆を使って描くそうです。
もちろん高い技術を経験が必要とされます。
更に、持ってみると外見の大きさから予想する重さからは
想像できないほどの軽さに、驚きます。
これはろくろによる手挽きで成形されているからで、その技術の高さも
実感することが出来ます。
初めて見ると、何度も驚いたり感動させられる素晴らしい湯呑です。