有田焼から、十六世紀のオスマントルコ時代に生まれた
イズニク陶器を、日本の有田焼が復刻致しました。
それが色鍋島手といわれる、色絵磁器となります。
シルクロードの始まりであるトルコのイズニク陶器を
シルクロードの終着の地である、日本の有田焼が復刻しました。
それが、「トルコ鍋島手」です。
イズニク陶器独特の複雑な構図を、日本の鍋島が忠実にかつ精密に
描き出しています。
赤の濃(だみ)をバックとして、実に多くの様々な色が使われています。
精巧に描かれた絵柄は、当時のオスマントルコ時代の雰囲気を出しています。
日本の職人さんの高い技術が感じ取れる逸品です。
珈琲碗の方も、ソーサーの方も、縁が輪花になっていて
波々になっており、ひと手間、二手間加えられています。