万古焼からIH・直火どちらも使える土鍋のご紹介です。
土鍋の内側の底部分に金属被膜が施されているので
IH(電磁調理器)100V・200V(中火以下)で使うことが出来ます。
また、通常の耐熱土を使用しているのでガスでの加熱も可能です。
更に内側にはセラミック加工が施されています。
これは食材や汚れなどをこびり付きにくくするもので
よく耳にするフッ素加工に比べて、耐熱温度が約2倍の600℃となっており
熱に強いものとなっておりますが、空焚きはお避けください。
セラミック加工は傷が付きにくく、JIS規格の硬度で最高の「9H」と
なっています。
これは「ひっかき硬度(鉛筆法)」といわれるもので、「9H」は
9Hの鉛筆で引っかいても傷が付かないという硬さです。
しかし、このセラミック加工も永久というものではないので
金属のヘラやたわしでゴシゴシこすらないよう、セラミックの被膜を
傷つけないよう中性洗剤をスポンジにつけて洗ってください。
また、土鍋内側のセラミック加工によって、吸水性がなくなり
だし汁などがしみ込みにくくなっている為、使う前の「目止め」を行う必要がありません。
吸水性が少ない為、臭いやカビが付きにくくなっており、扱いやすくなっています。
蓋はさわやかな白地に染付の柄のデザインとなっており
蓋の摘みは持ちやすく落としにくい外側に広がった形状で、
更に熱くなりにくいように表面積を多くした造形となっています。
また、土鍋本体両横の持ち手も、指がフィットしてしっかりと持てるよう
使い手のことを考えた設計になっています。
機能性、便利さ、使いやすさなど、オールマイティーに使える土鍋といえます。