讃岐塗から、木製のくり抜きの茶櫃(ちゃびつ)のご紹介です。
この茶びつは、熟練の職人さんが、一彫り一彫りノミで彫って作った一品です。
ノミ目をわざと残し、ざっくりとした質感と手作り感が出ており
大変な手間と卓越した技術で作られていることを感じることが出来ます。
傷も目立ちにくく、ノミ後が滑り止めの役目を持っていたり
持った時も手にしっくりと馴染む感覚は、手作りならではでしょう。
また、卓越した耐久性も持っているので、何十年も使えます。
茶びつとは、中に茶葉と湯呑と急須、茶托などお茶を入れる道具一式を
入れておく入れ物です。
お茶を入れる時は蓋の裏をお盆の代わりにして、その上で
お茶を入れて、お客様にお茶をお出ししたり、ご自分で飲む場合に
使うことが出来ます。
すぐに使え、お客様の前でもお茶を作りながら、会話を楽しむこともできます。
普通の緑茶以外でも、お抹茶やコーヒー・紅茶などの器や入れる道具などを
この茶びつの中に入れて様々な使い方が出来ます。