先回ご紹介した、宇治の抹茶で有名な上林春松本店は1560年頃から

約450年続く名家で現在14代目となっています。

 

安土桃山時代に、豊臣秀吉との手紙のやり取りが残されており

有名な「北野第茶会」でも上林の抹茶は使われていました。

 

茶道に使う抹茶においては既に中心的な位置にあり、なくてはならない存在に

なっていたことが分かります。

 

また、利休七哲の一人、後に徳川秀忠の茶道指南役まで抜擢され

千利休の死後は天下一の茶人となった古田織部との手紙のやり取りも

残されています。

 

また、徳川家康は上林一族に、宇治茶の総支配を命じ、知行を与え代官として

御茶師全体の総括を担うまでになりました。

 

その後、徳川将軍家と朝廷に、お茶を茶壺に詰めて献上し続けることが

「御茶壺道中」という制度として確立されました。

 

小林漆陶では、こうした歴史に裏付けられた、世界最高レベルの抹茶を取り扱っています。

 

この続きは次回。

 

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