山中塗から木製、くりぬきのカップのご紹介です。

一片の木をくり抜いて作られたフリーカップのご紹介です。

口径が大きく、たっぷりとして、低く安定感のある力強い雰囲気があります。

内側はデコボコがなくツルっとしていますが、外側は横方向にろくろ目のような

横筋が何本も入り、口の部分の４か所ほどに「へぎ目」があります。

「へぎ目」とは、意図的に木を削いで、そのままの凹凸を残し

それを景色として楽しむというもので、自然の削ぎ跡がデザインとなって

荒々しいものになっています。

カップの下半分は少し細くなっており、そこに布を張って漆が塗られていて

耐久性が増すのと、布目が何とも言えない質感を出しおり、高級感があります。

すり漆塗なので、傷が目立ちにくいので気軽に使えるし、木のぬくもりが

ダイレクトに伝わってくる逸品です。

木は口当たりもやさしく、やわらかさがあります。

木は保温性、保冷性があるので、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま

召し上がって頂くことが出来ます。

軽くて、割れにくく、結露もしにくいので、テーブルも水分でベタベタになりにくく

とても扱いやすくなっています。

耐久性があり、黒一色のシンプルなデザインは飽きが来にくく

永く愛用して頂けるカップです。

焼酎などのお酒から、飲みもの全般まで、場合によっては口径が大きいので

お料理の器として使うのもお洒落です。