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華甲記念 木具師 橋村萬象 展 開催します

令和元年8月24日(土)から31日(土)まで(29日は定休日)

「華甲記念 木具師 橋村萬象 展」を開催致します。

 

 

橋村家は、平安遷都の時、奈良より皇室の共をして、京都に移住しました。

 

以後、橋村又左衛門の名で名字帯刀を許され、数十代にわたって御所禁裏御用を賜りました。

(檜による曲げ物など)

 

東京遷都以後、公家の御用を賜りながら「茶器木具師」として茶道具作りを始めました。

(秋田杉・吉野杉・尾州檜による曲物など)

 

茶器木具師となり、三代目の又左衛門が大徳寺管長より

「一刀萬象」(いっとうばんしょう)「一の刀より萬(よろず)の象(かたち)を作る」の名を

拝受し「萬象」を名乗る。

 

当代は、萬象となってから3代目ですが、茶器木具師の又左衛門として3代

東京遷都前の有職御木具師としては何十代も続く、名門中の名門です。

 

平安遷都以前より代々、皇室の器を作り続けてきた名家といえます。

 

木地の曲げ物というと、汚れやすいとか、変色しやすいというイメージがありますが

 

萬象さんから直接聞いたところ、天皇家に納めていたこともあり、最高級の材料が手に入れられる為

 

変色も変形もせず、汚れも付きにくく、普通に使えば何十年も使える最高レベルの品質であるとのこと。

 

しかも、日本で取れる最高品質の材料を、50年間保管して乾燥させているということです。

 

最高品質の材料は樹齢何百年の材料と思われ、それを更に50年もの間保管乾燥させるという

 

気の遠くなるような品質管理を実際に何代にもわたり行っているとのことです。

 

 

水も漏れないので、例えば花入れは落としが必要なく、直接水を入れて頂けます。

 

木地ものでは考えられない使い方が出来る逸品、100点弱を展示予定です。

 

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。