信楽焼から自由花の花器のご紹介です。
自由花とは、様々な華道の流派の生け方に囚われず
比較的自由に、生け手の思うように花をいけるものいいます。
自由花の花器は、形や大きさなど、とても面白いものが多く
アート色の強いものがあるので、花の生け方によっては
芸術作品といえるようなものが生まれる可能性もあります。
この花器も、芸術性を感じさせるものがあり、ボールなのか貝なのか
卵の殻なのか、球形のものが5つ連なっています。
5つの球形は内側でつながっていて、一か所に水を入れて頂くと
すべての球形に水が広がります。
角なのかトゲなのかツララなのか、先端が尖ったものが、脚となって
球形のものを支えており、球形のものが宙に浮いているように見えます。
色は黄色をしており、茎の緑色を目立たせ花も引き立てることが出来ます。
同じ系列の色の花でまとめて頂くことも出来ますが、全く異なる色の花を
5色生けることも可能で、あり得るということが言えます。
黄色は明るい色彩で、パチッと目立つ花器です。
環境を選ばず、様々なシーンで使うことが出来ます。
この花器を使って、あなただけの芸術的な花を作り上げてください。