最近、お客様との触れ合いが楽しいと思うようになりました。

 

これは、うまく表現できないんですが、特に最近感じてきました。

 

多分、以前はお客様なので、壁を作って、一線を引いて硬いというか、

 

よそよそしい対応になっていたような気がします。

 

もちろん、お客様ですので、立場が違うので一線を引くことは当然なんですが

 

もう少し、自分を出して売り手としてだけではなく、一人の人間として

 

お客様のことを考えて、行動するようになったかもしれません。

 

商品に関しても、裏話など本音で話すようになりました。

 

また、商品や商売の話だけではなく、全く関係のない話をすると

 

そのお客様の素晴らしい所が見えてきます。

 

これは、常連のお客様に限らず、初めてのお客様にでも当てはまって

 

親しくお話をすることが最近よくあります。

 

常連のお客様は一般のお客様や茶道や華道の先生など、

 

初めてのお客様もほとんどが年上の方ばかりで、人生経験も豊富で

 

今でも、現役で頑張っていらっしゃる人ばかりです。

 

優れた部分、尊敬出来る部分、関心する部分、見習いたい部分、ああゆう風になりたい部分

 

人生の師と思える部分、お人柄がすばらしい部分など、勉強になることがたくさんあります。

 

そうした方とお話をできることは、本当にありがたいことです。

 

正に、「一期一会」です。

 

特に弊社、小林漆陶にお越し頂ける方はレベルの高い方が多いので

 

ちゃんとした応対と「いい商品」でお答えしないといけません。

 

ネットや量販店などでは、会話が全くなくても成り立ちます。

 

これからは、ますますこうした傾向は高まります。

 

しかし、私共は専門店です。

 

お客様のご要望をお聞きして、お客様にとって最もいい選択肢をご提示することが使命です。

 

時には、お客様のご要望に反した、ご提示をすることがあるかもしれませんが

 

それがお客様にとって、専門的な立場から、最もいいと思われた場合は

 

敢えて、異なるご提案もすることがあります。

 

それは、お客様にとって最も有益になるからです。

 

しかし、強要は決して致しません。

 

ご説明をしっかりとして、ご納得頂いた上でのことです。

 

「あの時、勧めてもらってよかった」と言われることもよくあります。

 

また、お返しの商品選択を、ほぼ全面的にお任せ頂くお客様も複数いらっしゃいます。

 

これこそが信用であり、専門店ではないでしょうか。

 

これからも、お客様との触れ合いを大切に、お客様に寄り添い

 

お役に立ち続けさせて頂こうと思います。